【3月14日開催】オンラインワークショップ/報徳仕法〜今の豊かさを地域の未来発展へ〜

現代の組織や地域のありようを考えるときに

報徳仕法とは、二宮金次郎の教え。

分度(節約)と推譲(投資・出資)といった考え方によって、地域の経済を向上させる取り組みを実践していきます。

中村藩(今の南相馬地域)は江戸時代、2度の飢饉ですっかり国(藩)力を失い藩としてのステイタスをすっかり落としてしまったことがあります。

元気を失った中村藩(南相馬地域)は「報徳仕法」を取り入れ、未来志向の若き藩主や、革新的・情熱的な家臣、またアイデアマンの宗教者、教えを実践するリーダーらに藩の力を見事に再生させました。

中村藩の歴史を学んでいくと、東日本大震災における津波被害、原発事故に見舞われながらも、新たな未来形を目指し発展に向け取り組む現在の南相馬地域の姿に重なります。

講師:齋藤 実http://www.sciencelabo2011.com/

・平成28年8月に特定非営利活動法人南相馬サイエンスラボを設立し理事長に就任
・平成28年11月、科学技術振興機構(JST)主催のサイエンスアゴラ2016においてJST賞を受賞
・母方の先祖が奥州中村藩勘定奉行紺野家(家系図、旗帳有り)
・曾祖父は石神第一第二小学校校長(大正10年頃)